オフのつなぎ的コラムみたいなもの

MM_fronta2005-12-16

最近サッカー関係のソースとしてはいまいち信用のならない朝日(日刊)から、こんな記事が出ました。
http://www.asahi.com/sports/fb/TKY200512140157.html
記事中では

JFLのSC鳥取米子市を本拠とし、鳥取市とは約100キロも離れている。そのため、より近い島根県松江市出雲市を含めた中海・宍道湖圏をホームタウンにできないかという声が上がっている。

とありますが、どこからどういうレベルで上がっているのか、この記事では判断がつきかねますな(汗
まあ、観客動員記録などを見てもバードスタジアムでの試合に比べて島根県内の試合のほうが入りがいいので、誰が言うでもなく客観的に正しい分析なのだとは思います。
しかしまた他方では、「SC鳥取プエデ」の下部組織化などチームとして鳥取県東部への浸透も図っていますし、「県東部でも盛り上げたい」とこのブログにコメントを寄せてきた方もいました。


県名である「鳥取」をチーム名に冠しつつ「米子」に本拠を置くというこのチームの特殊性については、過去に自分自身「週間JFLニュース」の掲示板で長文を書き連ねたことなどもありました。
JFL参戦5年目を終えた今、改めて省みると、そういう特殊性がこのチームにプラスに作用してきた部分があると思えるんですよね。もし鳥取市が本拠地ならば松江や出雲は「圏外」だったでしょうし、逆に島根側に本拠を置いているチームなら、米子は「圏内」でも鳥取市は完全に「圏外」だったでしょうから。

Jリーグでも地方のクラブを中心に本拠地を広域化するチームもありますし、軸足は米子に置きつつも山陰全域で活動するという方向性で進めて行くことは、いいんじゃないかと思います。今の所は。
山陰のトップチームとして活動して行く事で、本来本拠地でない都市で、地元のチームを盛り上げて対抗していこうという動きも出てくるのではないでしょうか。



上記の記事では島根県サッカー協会の事務局長の話として「人口も少なく、企業もないところでは難しい」とありますが、ない者同士手を組むっていうのは、どうでしょうかね?