「賭け」に負けた1年

チームのシーズン終了報告会も終わったところで、一通りの総括を。
個人的な参戦記録を振り返ると、

前期7節
●0−1富山
序盤凡ミスからセットプレーで押し込まれ、敗戦。帰路北陸線の人身事故により、午前様になる。
前期13節
○1−0刈谷
田村の思い切りのいいシュートで挙げた1点を故障から復帰の小村が守り切る。今年の観戦では参戦に一番手間ヒマがかからなかった試合で、皮肉にも唯一の勝利を見届ける。
後期2節
●1−5Honda
珍しく気合を入れて1時間半前くらいにスタジアム到着も、惨敗…。
後期4節
▲1−1SAGAWA SHIGA
日光直撃でバテバテ。それ以上に選手がバテバテで悲しかった。
後期15節
●0−3佐川印刷
8年間の観戦歴で最悪の試合を目撃。思い出したくもない。

チームの絶対的な戦力はアップしてるはずなのに、年を追う毎に駄試合を見させられている気がするのは何故なのでしょうか。
今季に限って言えば、
・昨年そこそこ好成績を残したのに、迷い無くチームを入れ替えた栃木。
・序盤出遅れながらも、時間をかけて「融合」に成功した富山。
・1度目の地域決勝で涙を飲みながらも教訓を生かし、補強ポイントを絞って臨んできた岡山。

に対して、付け焼き刃的な補強でなんとかしようとしていた我らが鳥取が、一番JFLを舐めていたようで悔しいです。弱小なりに色々なチームを押しのけて築いて来た基礎も崩しちゃった感があるし…。

いいニュースは聞きませんが、「チーム自体の消滅」という最悪の事態は避けられたようなので、本当に「身の丈」で上を目指して欲しいです。いや、すぐに目指さなくてもいいのでまずは相応の地力をつけて欲しい。
と、この弱小軍団に8年間付き合っている私は思いますが、今までがそうであったように「J参入」という分かりやすい目標がないと、そしてそれに応えないと一スポーツチームのために金と時間を費やしてくれる人間はそうそういないでしょう。
だから一番の問題点は、身の丈に合わない補強やら事実上の本拠地移転やら「J参入」のためにいろいろ「賭け」を打った今年、それが実らなかったという事なんですよね。
草津や岐阜はいろいろ問題を抱えながらも「賭け」に勝った訳だから。


負け犬の愚痴だけど、バクチを打たなくても人口最少県のチームが分相応の幸せを達成できるようなサッカー環境が、この国で整ってくれればな…と思います。
とりあえずは来季、JFLで戦う鳥取の試合に参戦できる事を願っています。自分が参戦できるように努力するのは、もちろんの事ですが。