ACL

MM_fronta2006-12-02

J1リーグ第34節
セレッソ大阪 1−3 川崎フロンターレ
(前半1−2/後半0−1)
得点者/大:古橋(44分)/川:飛弾(9分)ジュニーニョ(42分)黒津(84分)

予報では曇りだったのに、現地に着いた時は風・雨共に強く、寒かったです。
両チームにとっても同様だったらしく、ピッチ上で滑る選手が続出。吉原の所にハイボールが上がる度にヒヤヒヤしていましたがキック以外はミスらしいミスも無く。この試合ロングパンツで出ていたけれども、毎年この時期になるとその格好で試合に出ていて天皇杯などではけっこういい活躍をしていますねえ。
ロングパンツの吉原は通常の3倍なのか?(w

今回の勝因は選手交替がうまくハマったことにあったかと。
後半ラインが下がり気味になって押し込まれたところできんちゃん投入、前線からプレッシャーをかけて中盤を押し戻し、攻撃はともかく守備の不安な飛弾を井川に交替、と。
特にきんちゃんは引退表明した選手とは思えない運動量でしたね。ACL出場となるとまだまだ選手層の薄い川崎は苦しいので、引退撤回おながいします>今野章




さて、モリコロ見たさに名古屋−セレッソの開幕戦を見に行ったので、結果的に今年のJ1観戦は、セレッソに始まりセレッソに終わることに。あと一歩で何度も優勝を逃してたり、優勝するかと思えば低迷したりとか、セレッソというチームはプロ野球における(故)近鉄バファローズにどこかかぶるところがありますね。川崎は2000年第1Sに続いてセレッソサポに恨まれる要因をまた一つ作ってしまったわけですが、今季は京都・福岡にも全勝しているので恨みっこなしだと思われ。許せ。

昨季優勝に手が届くところまで行きながら今季降格してしまった要因としては、森島・西澤の世代交代期と外国人補強の失敗かな、と開幕戦と最終戦を見て感じましたね。
故障で退いたけれどもそれまでで既に西澤は万全の状態でなく、脅威に感じなかった(大久保はなんだかんだでやっぱり脅威だった)けれども、生え抜きという事もあってか周囲のセレッソサポまたはネット上の観戦評などでは西澤擁護の声が多数。開幕戦でもそう思ったけど柿本の方がポストとしてはうまく機能してた気がするんだがなあ。後半の方が押しこまれてたし。
FK一発にかけての起用だったんでしょうが、左サイドのゼ・カルロスはセレッソサポにまで失笑を買う始末で、川崎が過去に獲得した幾多のハズレ外国人の姿を思い出してしまいましたよ。


まあ、世代交代やら補強の問題はどこのチームにもつきまとう課題だし、明日は我が身。川崎も来季は確実にこういう問題に直面する事になるでしょう。
若手の即戦力DF、求む。