読書(?)の秋

コミックバンチ」で「オーレ!」を始めるのと入れ替わりのように「コミックシリウス」で連載終了してしまった、能田達規の「タイマー3」の単行本が出たので買ってみました。

時間救助隊タイマー3 (シリウスコミックス)

web上の書評で「サッカー漫画は他の作家にも描けるけど、このジャンルはこの人にしか描けない」っていうのを見たことがありますが、ほぼ同意。「ORANGE」は神がかり過ぎてましたが。

で、「オーレ!」なんですけど、サッカー選手個人にスポットを当てる展開は「ORANGE」で描き倒しているように思えるので、徹底的にクラブ経営の内情的な視点から行って欲しいなあ、と。読者層を選びすぎる作品になるかもしれないけど、「フットブルース」が個々の試合描写に力入り過ぎちゃって、作品全体としての方向性を見失っちゃった感があったので。