優勝争いetc

今週末の試合の結果、JFLでは優勝争いがYKK・愛媛・北陸の3チームに絞られました。
先日発売の「サッカーJ+」第2号(個人的見所はノリヲ様インタビュー(;´Д`))のJFL特集記事で思い出させられましたけれど、鳥取は上位2チームと同期昇格だったんですね。
愛媛は地域リーグ時代から「J入り」という目標を具体的に定めてここまで来たわけですが、富山2チームの躍進の原動力はお互いの「身近なライバルには負けられない」という意識だったんではないかと思います。北陸なんか一昨年までは鳥取と残留を競うようなチームだったわけですし。
その点では今年JFLに上がってきた三菱水島、地域決勝に駒を進めたファジアーノ岡山、中国リーグに上がる島根県のセントラル中国など、周りに強敵と書いて「とも」と呼べるチームが増えてきたのは喜ばしいこと。「サッカーJ+」の記事では「あの年(2001年)90失点した鳥取が中堅に変貌」とも書かれていましたが、全国リーグでは負けるのが当たり前だったチームが普通に勝ったり負けたりできるようになったことは、周辺にも刺激を与えたのかもしれません。
"開拓者"から今度は追われる立場となってどこを目指すのか。Nomadeさんが書かれているとおり来季は今まで以上にチームの方向性が問われるシーズンになりそうです。
在関東サポーターの立場から言えば、全国リーグで奮闘してきたことで、地元以外で「鳥取にこういうチームがあるぞ」と認識してくれている人間の数は増えているように感じます。成績は愛媛のようには伸びてませんが、積み重ねて来たものはあるのですよ。