サッカー界にも再編の波

最近ここがいちおうサッカー系ブログであるということを忘れかけていたのですが(w)しばらく話のネタに困らないようなニュースが飛び込んでまいりました。
J2、JFLの再編も―Jリーグ鈴木チェアマン

記事中の「約40チーム」にはおそらくSC鳥取の名前も上がっているかと思います。

鈴木チェアマンは以前に「J3構想」を口にしていたこともあり、ここで出てきた「再編」はいわゆる「J志向のチーム」を対象としているのかなと見受けられます。

川崎の試合を見るようになったのがJ2発足後だったので、恥ずかしながら旧JFLはほとんど見たことが無くSC鳥取というチームを通して現JFLを5年間見ているわけですが、企業サッカー部が地域密着をおろそかにしているわけではなく、クラブチーム同様に熱い地元サポーターに支えられている姿を目にしてきました。国士大や流経大など大学サッカー部にしても、試合やるならそれなりのメンバーを出してきてよと思うこともありましたが、鳥取の1、2年目などは2軍クラスのチームにも負けていたわけでそういったチームと試合をしてこちらが鍛えられてきた面もあったわけですし。
そんなわけで、再編構想からJリーグ入りを目指さない企業チームを外そうと考えているのなら、それはちょっと違うんじゃないかなと思ってみたりします。まあ、まだ再編構想が具体的にどんなものなのかも見えていないわけですけど。

もし「J志向のチーム」を育てようという考えならば、そのようなチームに対して試合会場や練習場の優先的な確保とか、仕事をしながら試合に参加している選手やスタッフ、試合運営に携わるボランティアスタッフへの制度的なバックアップをサッカー協会やJリーグとして行政や地域社会に働きかけていって欲しいなあ、と思います。


金銭的な直接支援ってところまで行くと、「補助金漬け」っていうチームが多くなりそうで好ましくないですけどね。