逆転の桐光

MM_fronta2005-08-08

第87回全国高校野球選手権大会1回戦
近江高校(滋賀県代表)−桐光学園高校(神奈川県代表)

 近江|501|000|101|8
 桐光|011|150|01×|9
<近>西田−榎田−松岡<桐>山室−石渡

エースナンバーは譲ったものの、全国大会1回戦も山室君が先発。簡単に2アウトを取って行けるかな、という矢先にまさかの4連続四球。山室先発→石渡への継投がここまで築いてきた「形」とは言え、ベストの状態でないまま使い続けることが本人にとって心の重荷になりはしないかと心配してしまう。県大会決勝という場では納得できたんだけれども。

2回のピンチを0点で切り抜け、その裏に1点を返したことで「今日も行けるかも」と思った。3回に1点追加されて1−6になった時が実はこの日一番「ヤバイ」と思ったけれども、その後4回裏までの流れで「自信が確信に変わった(by松坂)」。

コバマサ劇場とか川崎のロスタイム劇場で心臓を鍛えられていたせいか、「9回にまだなんかあるだろうなあ」という予感もしていた(前の試合もそうだったし)ので最終回も落ち着いて見ていられた。もっとも、1点差になっていたことに後で写真を見るまで実は気が付かなかった。最後の場面はランナー2、3塁で2点差だとばっかり思い込んでいたのだ。「あと一人」「あと一球」コールはあまり好きでないので「石渡」コールを叫んでいたけれども、自分の周りではそれが多数派だったのは嬉しかった。
この場面では野球、サッカーを通じて久々に心を込めた声援を送れた気がする。「応援」というものに参加していると「周りに合わせよう」「形を整えよう」ということのみに必死になってしまう事がしばしばあるので…




2回目ということもあって、今回はいろいろ余裕を持って甲子園を楽しめた気がします。鉄活動もいろいろできましたし(笑
さて、2回戦はどうしよう?