富士山麓にゴール無く

MM_fronta2005-05-29

前日の表題と矛盾するような本日の表題ですが(汗)やっぱり、ナマでしか分からない事ってのはあるもので。
そして、ナマでプロ(あるいはそれに準ずるようなレベルの)スポーツに接する環境にあるってのはかなり恵まれていることなんですよね。

Jサテライトリーグ第4節
清水エスパルス 1−0 川崎フロンターレ
(前半0−0/後半1−0)
得点者/清:岡崎(75分)

清水・川崎双方から2時間程度で来れるとあって、サテライトとは言えメインスタンドがおおむね埋まる程度に客が入り、駐車場も臨時含め満車状態の盛況ぶり。清水側にはサンバ隊もいましたがレギュラーでは無かった?音程がかなり…(汗
故障者続出でサテライトのメンバーを組むのにはかなり苦労しているようで、前日のトップチームのサブメンバーが4人(フッキ・都倉・木村・佐原)もスタメンに名を連ね、飛弾がボランチに入るというメンバー編成。サブは大久保以外全てユースの選手。森は湘南戦で負傷したという話でしたが、正式発表あったかなあ?
清水のスタメンには黒河と佐藤由紀彦が。まさかサテライトで見られるとは。

前半は双方ともかなり低調。川崎は木村・西山の両サイドをかなり攻め込まれていた。大学生相手なら簡単にぶち抜いてしまう西山も、J1相手となるとなかなかそうも行かず…。相澤の飛び出しとハイボール処理はゆかりタンの旦那さんよりも安定感あったような。由紀彦のFKも好セーブしてたし。キックはいまいちだったように思えたが、この日の比較対象が黒河だからなあ。

攻撃陣はFWが飯尾・都倉、トップ下がフッキだったが、フッキと飯尾の位置関係を入れ替えたらもっとしっくり来ていたかも。都倉をターゲットにして前線に→フッキに渡してキープ→フリーになった飯尾がフィニッシュ、というような流れで。

前半途中で飛弾が負傷し(腹を押さえていた。心配だ)大久保と交替。その大久保が後半見せてくれたロングスローが、この日川崎サポを最も沸かせ、自然発生的に手拍子と声も上がっていた。それをきっかけに一時は流れを引き寄せたかに思えたのだが結局カウンターからきれいに決められてしまい、万事休す。これで4試合1分け3敗となってしまい、未だ勝ち星なし。サテライトとは言っても少し寂しい。

正直すまんかった、フッキ

駐車場から移動する途中にバック側から見ても、はっきりその存在を認識できたフッキ。
だが今日はいい意味で存在感が際立っていた。前半は動きが重かったものの、後半は重心の低いドリブルで清水陣内をかき回し、周りの選手の動きをしっかり見てパスを送り、チャンスを演出していた。今までトップチームでの出場ではいろいろ言われているフッキだが(事実その通りだと思うが)ジュニーニョ、続いてマルクスの負傷によりいきなりトップチームでの出場を余儀なくされたわけで、荷が重かったのかもしれない。
もうちょっと長い目で見守れるようになるほどチームの状況に余裕があればいいのだが…。