立ち上がる

鳥取サポの知り合いから頂いた、Jリーグ選手会長藤田俊哉選手から発信されたメールを紹介します。

プロサッカー選手会会長の藤田俊哉です。

昨日、冨田大介選手(甲府)からメールをもらいました。既にご存じの選手も多いかと思いますが、一度読んでいただければ幸いです。よろしくお願いいたします。

こんにちは。
ヴァンフォーレ甲府のトミダイです。

地震の被害は大丈夫でしょうか?
東北を襲った大地震により、何人もの人の命が奪われ、未だに安否確認ができない人が多数います。日本は今、すごく混乱していて、被災者はまたいつ来るか分からない地震の不安と、全てを失ってしまった絶望感、悲壮感、そして空腹感、目に見えない色々なものと闘っていることを、メディアを通じて目の当たりにする惨状甚だしい光景から窺い知ることができます。そんな中、仙台で被災し、死をも覚悟し、今も想像を絶するほど厳しい現状と向き合っている、ベガルタ仙台の方から安否確認のメールを頂きました。

無事であることに安心しましたという旨のメールを返信した後に、「ありがとう。前向きに立ち向かう事だけ約束する。サッカーは続く。どんな状態でも。共に頑張ろう。頼みがある。苦しい思いをしている人たちへ。悲しい思いをしているひとたちへ。身近な、小さなことで、ひとつでいいから、なにかできることをひとつ。このことを大介のつながりで世間に広めてくれないか。物をいくら送ってもおそらく、今は流通の問題がある。復興のためには、継続した支援が必要になる。皆の心に、その気持ちが残るように。お願いします。」

鳥取は本日神戸とチャリティ活動を兼ねた練習試合、来週は広島と同様の試合が予定されているとのこと。
働ける人は経済を停滞させない事も大事…そういう考え方もあるし、自粛自粛で己を縛ってもいけないのだろうと。



それでも、等々力で煌々と照明つけてオーロラビジョンをバンバン使ってナイターやってたら、後ろめたい気持ちにはなるでしょうけどね…。