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誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡 (集英社文庫)

誇り ドラガン・ストイコビッチの軌跡 (集英社文庫)

文庫本として刊行されたのももう10年ほど前になるようですが、本屋で見つけ&立ち読みして購入決定。
監督として名古屋に返り咲いている現在の状況で読んでもなるほどな、という内容。川崎に移籍して間もない頃のテチャーンこと中西哲生も登場します。

特に後半部分において、ユーゴスラビア紛争とスポーツを取り巻く当時の生々しい現実が語られています。
スポーツと政治は関係なくない。だからこそスポーツの場に民族や国家を背景にした感情的な対立を持ち込むことは、ナンセンスに感じられるのだろう。