今季の総括

低迷に苦しんだ昨季から監督交替、多数の新戦力を迎えてのスタートとなった今季。
序盤なかなか戦い方が定まらず昨季の悪夢を繰り返すかと危ぶまれましたが、当初はDFで起用された増本がFWに固定され、山村の故障というアクシデントからでしたが安東が最終ラインをまとめるようになり、センターラインが定まると徐々に調子が上向いてきました。
そして、新規加入チームとの対戦の続いた中盤戦では初の6連勝を経験。一気の上位進出も期待されました。
しかし長期の中断を挟んでの終盤戦、攻守とも勝負どころで踏ん張りきれない試合が続き、最終的には12位と新規参入チームを除けば実質的に昨季と変わらない順位でリーグ戦を終えることとなってしまいました。
J2チーム並みの態勢を整えて昇格を目指す熊本などが加わり、降格制度が復活する来季のリーグ戦では苦しい戦いが予想されますが、J入りという新たな指針も定まり、夢に向かってチーム一丸となって戦って行ってもらいたいと思います。
私も転居などで今までとは違う形で参戦することになりますが、できる範囲で力を注いで行きたいと思います。

ちなみに今季の
ベストゲーム…第10節横河武蔵野戦(武蔵野)
相手の聖地に乗り込んでの一戦。この時武蔵野は首位(だったはず)を走り苦戦が予想されましたが、内容は決して良くなかったもののチーム全体が前に出ようという気迫に満ちていて、積極的なプレーが多く見られました。山村の復帰もあり、その山村に代わって先発していた濱田の奮闘も印象に残ったいい試合でした。大多和の「恩返し」を阻止できたのも大きかったです。

ベストプレイヤー…安東利典(#2)
キャプテンに任命された今季、山村のアクシデントからでしたが最終ラインの統率も任されました。その重責に応え苦しい試合の時も率先して周囲を鼓舞し、試合後に応援に対して感謝の言葉を述べてくれたことも何度となくあり、我々サポーターも励まされました。
来季もぜひ残って欲しい選手の一人です。