ありがとうコバマサ劇場

MM_fronta2005-10-26

第4戦は中盤さすがにキリキリさせられたけど、コバマサ劇場が不完全燃焼に終わったので(笑)最後は思ったよりドキドキしなかった。慣れというのは恐ろしいなあ。



黄金期の西武ファンだった小学生時代、なぜだか分からないけど唐突にロッテにはまってしまった。対戦相手として見には行っていた(なぜか相手としてのロッテはよく勝った)けど、10・19で優勝をアシストしてもらったぐらいの印象しかなかったはずなのだが。きっかけは確か、tvk(当時は大文字のTVK)の中継で豪速球を投げまくっていた入団2年目くらいの伊良部だったと思う。
しかし、ファンとは言いながら球場に足しげく通えるほど近くではなかったし、お金も追いつかないのでディープにはまる前にチームは千葉に移転してしまった。
愛憎半ばながら、パリーグ党ゆえに横浜(大洋)に乗り換えることもなく、それと相前後してのJリーグ開幕で川崎に籍を置いたヴェルディにもアンチ讀賣ゆえに乗り換えることもなく、相変わらず弱いまま川崎時代の色を濃く残したチームを、なんだかんだで応援し続けていた。


やがて、不人気の代名詞だったようなチームにも「マリサポ」と呼ばれる熱いファンもついて、イキのいい若手選手も台頭してきて、チームから川崎時代の色が薄まっていくとともに、自然と球場に足が遠のいていった。物理的な距離もちろんのこと、競技は違えどもっと身近なチームができたことも要因だけど。


そして今日ここに、千葉ロッテマリーンズは真に「千葉ロッテマリーンズ」になったのだろう。
熱心に応援し続けてチームを自分達の物にした地元のファンの皆さんには、心からおめでとうと言いたいと思います。
自分にとっての幸せは、川崎時代の残り香を色濃く漂わせる初芝清が現役引退ギリギリでこの優勝に間に合ったこと。初様が引退しても堀や小宮山といった川崎戦士もいるけど、小宮山は千葉県出身で自称レイソルサポだしね(笑)
まあ、まだチームの歴史は続くわけだし、今の選手や監督も好きなのでファン自体はやめないと思いますが。





優勝記念の一環として、手持ちのオリオンズメガホンにいい供養の場を提供してはくれないかなあ。
川崎球場ファイナルゲーム」の時にこのまま置いて行こうかという衝動にかられつつ、ゴミを増やしてはいけないと思い持って帰って、未だに家にあるのです。