国体予選・その2

一方、私も夏期休暇を利用して駒沢で国体予選を観戦して参りました。
こちらはフロンターレと桐光の選手がメンバー入りしている神奈川県選抜・少年男子の試合です。

神奈川県 2−1 群馬県
(前半1−0/後半1−1)

後半開始から会場入りしましたが、お盆に加え学生にとっては夏休みとは言え予想外の人の多さにびっくり。時折にわか雨の降る蒸し暑い気候のもとでの試合でした。
メンバー等把握しないままの観戦で、どうやら7番が川崎U-18の鈴木達矢らしいというのと、GKは桐光からU-18代表にも選出された高橋初かな、ぐらいしか分からなかったのですが群馬の11番が上手く、神奈川県はピンチの連続。
で、後半15分くらいにゴール前の混戦からその11番に押し込まれてしまい同点。場内アナウンスで、前橋育英高在校でJFAの強化指定選手、今季既にザスパ草津の選手としてJ2でも試合出場している反町一輝と判明。藤枝東→浦和の赤星貴文といい、サッカー漫画のキャラクターを地で行くような名前の選手が出てくるようになったのはびっくり。きっと本人も意識しているんでしょうなあ。
その後も逆転のピンチが続く中神奈川県はサイド攻撃に活路を見出し、25分過ぎに左サイドからのクロスを11番の選手がダイレクトボレーでゴール右上隅に叩き込んで勝ち越し。場内アナウンスは「11番、たかやまかおる…」
見慣れた選手の名前が読み上げられて、びっくり。そしてニヤリ。
U-15時代から既にU-18の試合に出ていた期待の大型選手、高山薫の鮮烈な勝ち越し点。35分ハーフの国体ルールではこの時間の得点は勝敗を決するに十分な得点となり、残り時間をしのいでタイムアップ。この勝利で、神奈川県少年男子も本戦出場決定です。

決勝点を決めた高山の他、応援しているチームからの出場ということで注目していた鈴木と高橋ですが、鈴木は守備面でややミスがあったように見えましたが攻撃では前線にいいパスを配球する場面があり、コンビを組むボランチが潰し屋タイプだと実力を最大限発揮できるのではないかと個人的には思いました。またピッチ上でのリーダーシップもなかなかのもので、強豪マリノスユース勢に混じってもその存在感はピカイチでした。本戦での活躍も期待しています。

高橋はプリンスリーグヴェルディ戦でも思ったんですが、キャッチングにやや不安があるような気がしました。しかしハイボールへの強さなどはさすがに代表にも選出されただけのことはある、と感じましたね。



果敢な守備と高橋姓に、ノリヲ臭を感じてしまう俺はやっぱりノーリガン(笑