広域連携

で、私にとっての緑色のチームのお話。

SC鳥取鳥取プエデFCとの連携について
・平成17年4月1日より、鳥取プエデFCはSC鳥取プエデと名称を変更し、SC鳥取のサッカーファミリーとして小学生・中学生のクラブチーム運営、小学生・女子対象のサッカースクール運営などを行います。
・プエデ総監督 高田貴志氏は、育成普及部次長としてSC鳥取チームスタッフに加わります。

ということだそうですが、地味ながら重要なこととして今後の動きに注目しましょう。

県名の鳥取をチーム名に冠しつつ、県都鳥取と90kmほど離れて県の西端に位置する米子に本拠を置いているSC鳥取にとって、県東部への浸透は大きな課題の一つとされています。
鳥取市にはSC鳥取の後を追って中国リーグに上がってきた鳥取KFCがあり、高いレベルで共存できるかと期待したのですが三菱水島のJFL昇格による入れ替え戦回避はならず、残念ながら今季は中国リーグから陥落しています。今回の連携の背景にはそのあたりの事情もあるのかと考えてみたり。

両都市の中間やや鳥取寄りに位置する倉吉市にたまに親に連れられて帰省するだけの私には、鳥取⇔米子の二極構造の実情を肌で感じることはできないんですけれども、同じような都市分布の静岡県などと比べると人口規模が小さい分独立性も強くない気がします。
お隣の島根県とも広域連携しつつ、この地域にとってベストの形に納まることを期待します。